秋風に冬.装備の点検

 今日の日曜日はまたもや仕事。上期末の押込みで売上をあげるのだから面倒な事だ。天気も思わしくなかった事だからまぁ仕方ない。
 結局、この九月は3回しか山へ行けなかったが、過去の記録を見てみたら去年も一昨年も、それに一昨々年も九月の山行は3回。今年が少ない訳では無いのだが、月初も月末も仕事に喰われたのが気に入らない。まぁ明日から十月だし気分を変えて頑張ろう(何の根拠もないけれど)。
 
 さて十月となるとアルプスの山々は秋を過ぎて"冬"である。昨シーズンは結果的には暖冬で雪も少なかったが、十月には台風崩れの低気圧の影響で雪に見舞われるなどの遭難が相次いだ。南アルプス北岳あたりでも十月末には雪が凍り付いてアイスバーンになる。これからの季節は充分な備えを以って山に向う事が大切だ。

2006年10月の山岳気象遭難に関するコメントの引用
2006年10月の白馬岳遭難に関するコメントの引用

 こんな事を書きながら、自分の装備の古さに気付くのもお粗末だが、軽登山靴とカッパは早急に買い換える必要が生じている。どちらも12年もの、ビンテージの域に達しかけている代物なのだが、軽登山靴はゴアテックスのブーティに穴が開き防水もすっかり失われてしまっている。カッパもゴアテックスのメンブレンがあちこち剥がれたうえに撥水も無くなり合羽の機能を果たさなくなりつつある。
 最近、特にカッパなんかは様々なものがあって、はっきり言ってどれが良いのか判らない。防水透湿性素材と云えば以前はゴアテックスと相場が決まっていたように思うが、最近はダーミザクスとか、プロテインテックス、ディアプレックス、更になんとかカントカうにゃムニャむにゃ・・・・・。
防水性は勿論、透湿性能、更に価格、これらを天秤にかけて検討していると、そのうち面倒になってしまって、結局今日に至るまで買い換えず仕舞いになっているのだが、もうそろそろ年貢の納め時のようだ。
 命にゃ替えられないが、またもや物要りな事である。

命を繋ぐもの・・・クライミングロープ

 昨晩、東京都勤労者山岳連盟遭難対策部(遭対部)主催のクライミングに関するロープワークの講習会があった。内容はロープやコード、スリングの種類や素材の違いによる強度や特性のほか、結び方による強度の低下、結び方の留意点などなど。

 例えば、最近よく出回っているダイニーマのソウンスリング。
 ナイロン繊維(融点約230℃前後)に比べ融点が約150℃ほどのダイニーマはプルージックノットなどのフリクションノットに使用すると、摩擦によって切れてしまう可能性が高い。懸垂下降時のバックアップの為にプルージックやマッシャーをセットしておく場合があるが、この様な場合はナイロン製のコードスリングやテープスリングを使うべき、と云う事になる。
 また、懸垂下降時のロープの連結などでは、結び方によって結び目の強度低下に大きな違いがあり、よく行われている8の字結び(エイトノット)の他に、最近ではオーバーハンドノットでもOKであると云われているが、エイトノットの場合の結び目の強度低下は約30%に対してオーバハンドノットの場合の強度低下は約40%となり、より強度低下の少ないナインノット(9の字結び)が紹介された。
 またエイトノットは繰り返しの荷重で結び目が反転したり、また荷重されていない場合は簡単に解けてしまったりする。結び目の後ろ(末端)に留め結びを施す事が大切であるが、このとき、末端を結び目の目の中に折り返すと、簡単にほどけてしまう結果になる場合があるので、正しい折り返しの仕方を知らないのなら結び目の中に折り返すのは厳禁。

 上記は講習の中のごく一部であるが、こういった技術的な事柄は様々に記事にされていたり喧伝されたりしているが、数値的な裏付けを基にした説明がなされる事は比較的少ない。また、力学的な数値、特性に優れていても技術的に難しいものは、それを正しく行えなかった場合のリスクを考えると一般的とは云えない。
 ちょっとしたロープやスリングの結び方、セットの仕方の誤りで命を失った例が多い事を思うと、よく言われている事であるが、素早く正しくできて、信頼性にすぐれた技術を身につける事がとても大切である事が判る。

 講習が終わって練馬山の会やローレライのメンバーの他、講師の新保さんたちと一杯飲って帰宅したらもう日付が今日になっていた。講習会の前にエナジーへトレーニングに出掛けていたせいもあり、今日は少々疲れ気味。
 昼間のエナジーでは二時間半のトレーニング。先週のできが悪かったので再度5.10bから5.11cまでオートビレイで計15本。先週ダメだった5.11bは復活。5.11cもなんとか復活。やっと調子が戻りつつある。次回はリードの再トレーニングとゆきたいものだ。
 ルーフ壁では勝井氏と茂垣氏の両氏によってホールドとルートの模様替え中だった。易しくて、雪蔵でも登れるようなルートができてたら良いなぁ。

時計新調

 7月も終わってお盆休みの山行計画が近づいてきた。時間が無いから少しずつ準備をしておくか、と考えていて、ハタと時計のバッテリーが切れかかっていて殆ど表示が読み取れない事を思い出した。うわぁ〜、今から依頼してもメーカー送りの電池交換だから、お盆休みには間に合わない!!冷や汗
 普段身に着けている時計も6月に三ツ峠へ行った際に岩にぶつけてガラスがひび割れている状態で山には持って行けないし、困った事になってしまった。
 と思っていたところに思わぬお金が降ってきた。社内旅行の為に積み立てしていたお金が、旅行の予定もないので全額払い戻される事になったのだ。ヨシ!これで時計を買おう!楽しい
PROTREK新旧比較 と云う事でイソイソと新宿のヨドバシカメラへ向かった。店員にPROTREKを見せてもらうと写真でも明らかなように旧型と比べると図体がでかくなっている。これってデカ過ぎないか?、と思わず躊躇したものの、最近のモデルはだいたいこの大きさらしい。アプローチではともかく、岩を登っている時は腕に着けている訳にもゆかないし、尻に下げていても邪魔になる。かと云って仕舞いこんだら見たい時に見られない・・・・・。
 最近、コンパスメーカーとして有名だったはずのSUUNTOがアウトドア用時計なぞを売り出していて、ダイブコンピューター並みにデカイのだが、なんか大きさを張り合っている感じだ。しばし逡巡したあげく購入してしまった。私的には三代目のPROTREKである。電池を交換したら、絶対、旧型の小ぶりな方が扱い良いに決まっているから、後悔が無いと云えば嘘になる。クロスバンドタイプは普通の留具になってしまって、信頼性も調整幅も低下しているし・・・・。
 それでも新型はソーラー発電で電池交換の必要は無し、電波時計だから時刻合わせの必要も無い。その他説明書を読まないと解らないような機能も付いているらしい(まだ取説すら読んでいないのだ)。損はしてないと思うが、そのうち、PROTREK BIOGRAPHYとか何とか名付けて、血中酸素濃度を測定表示するとか、心拍数の推移が表示できるとか、あげくの果てには血圧が設定値を超えるとアラームが鳴り出すとか、そんなモデルが出るんじゃなかろうか。
 急登にかかると周囲の高齢登山者たちの腕でピーピー鳴り出したら、何か怖いなぁ・・・・。CASIOだったら作っちゃいそうだなぁ・・・・・。え、もしかしてもう出てる??!。
 

ホームセンターは宝の山?

 本日(20日)、雪蔵は仕事がお休み。で、年末の大掃除って訳じゃないが、最近、毎週出掛けていたので散らかり放題の山道具の片付け。テントを干して細紐を交換したり結び直したり。コッヘルも良く洗って・・・・ついでに年末の掃除も少々。
 そんな訳で、古くなった蛍光灯の替えを買い求めに近くのホームセンターへ行くと、何と8灯LEDのヘッドランプが¥1,580で売っている。山道具屋へ行くとだいたい¥5,000円前後の物が多いのに、信じられない値段だ。広い店内をうろうろすると色んなものが売っている。アイスクライミングに良さそうなフリース裏地のネオプレーンの撥水手袋が¥1,480、他にも日曜大工コーナーにはジャンピングのホルダーに良さそうな工具ホルダーや、バイルのホルダーに使えそうなハンマーホルダーとか・・・・・。どれも山道具屋の値段に比べたら格安だ。
 結局、8灯LEDのヘッドランプと手袋を購入。ちゃんと使えるかどうか、試してみなくっちゃ。安物買いの銭失いってな事になったりしちゃって。
 買物が終わって蛍光灯も交換したらもう夕方。あわててエナジーへ出掛けた。10日ぶりのジムのせいか体が重い。5.10c,dを5本、5.11a,bを5本。印の5.11aが登れなくなっていた。ちょいと間があくとすぐ登れなくなってしまう。ちっとも上達しないくせに、登れなくなるのはあっという間だ。

アイゼン新調

 何年も前から買おうか買うまいか迷っていた氷用の縦爪アイゼンをとうとう買ってしまった。昨シーズン迄は普通の12本爪アイゼンでお茶を濁していたのだが、氷を登るにゃやっぱ縦爪モノポイントでしょ、って事で、新調したのがこのGRIVEL G14 O-Matic 。
GRIVEL G14 O-MaticデュアルにもモノにもできるのはcharletのM10なんかと一緒だが、センタープレートが緩くカーブしてターンインしているから靴との相性も選り好みがあるだろう。とは云え何故これに決めたかは経済的な理由が最も大きい。一番欲しかったのはcharletのM10だが、単体で28,000円余りもするうえに、アンチスノープレートは別売で5,000円以上するからアンチスノー付のG14と比べたら合計で10,000円ほど高い計算だ。氷でアンチスノーもあったもんじゃないが、現場は雪だらけなんて事に備えてアイゼン2丁も持っていけないし、備えあれば憂いなし。ケチった結果が凶と出るか吉と出るか、まずはちょいと試して見よう。

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