前穂高・奥穂高 2018.07.24-25

 連日の猛暑から脱出するために穂高に出掛ける事にしました。期待に違わず夜行バスから降りた早朝の上高地は手持ちの温度計で14度。肌寒いほどでした。

 岳沢ヒュッテを経て、重太郎新道から前穂高岳へ。岳沢を経由するルートは5月の残雪期に二、三度下った記憶しかなくて少し新鮮な気がしました。

 夜行バスで寝不足でしたが、調子は悪くありません。汗ダクでも涼しいのが心地良かったせいだと思います。

3時頃になるかと思っていた奥穂の小屋も1時前に着いてしまって、北穂まで往復してみよかとも思いましたが、のんびり涼しさを満喫する事にしました。

 そして今日はジャンダルムを廻って天狗沢から岳沢経由で上高地に下山。

のんびり下って正午頃に上高地温泉ホテルに到着。日帰り入浴は12時半からの営業なのに、心良く一番風呂にどうぞ、と招き入れてくれました。

涼しさにも温泉にも、勿論、山にも満足の山行でした。

[コースタイム]

6:00 かっぱ橋  7:30/8:00 岳沢ヒュッテ  10:10/10:30 前穂高山頂  12:10/12:25 奥穂山頂  12:50 奥穂高山荘(泊)

7/25 6:00 山荘  6:25/6:30 奥穂山頂  7:00/7:10 ジャンダルム  7:50/8:30 天狗のコル  9:30/10:00 岳沢ヒュッテ  11:40 かっぱ橋

岳沢から仰ぐ穂高

 

ジャンダルムにて

 

 


奥穂高岳〜槍ヶ岳 2017.09.26-27

 休みと天気がようやくマッチしてくれそうなので、奥穂から槍までの縦走に出掛けました。

新穂高温泉起点で白出沢から奥穂にあがり、北穂・キレットを経て槍ヶ岳へ登って飛騨沢から槍平を経由して新穂高温泉に戻るルート。キレット越えも過去に何度か歩いていますが、最後に登ったは何時だったか・・・・。2004年の年末に涸沢岳西尾根を登り、キレット越えして大喰岳西尾根を下降した事はよく覚えているのですが、それ以来かもしれません。

 今回はテント寝袋を放棄して南岳小屋に泊まる計画にしました。まぁ重荷を背負って難場を早く歩く自信がなかった訳ですが、荷が軽いとこんなに楽なものなのかと改めて思いました。早く歩ける事は余裕と安全に直結する重要な事ですが、やはり歩荷力も養っておかないと特に冬はたいした所へ登れません。

 それでも、久しぶりにキレット越えを歩いて心は充分に満足しました。槍ヶ岳を後にして下った飛騨沢の紅葉はもうすっかり秋の景色です。

[コースタイム]

<9/26>6:00 新穂高指導センター 7:10 白出沢登山道出合 10:00/11:00 穂高岳山荘(奥穂高岳往復) 12:30/12:50 北穂高小屋 14:30 南岳小屋(泊)

<9/27>5:30 南岳小屋 7:00/7:40 槍ヶ岳肩の小屋(槍ヶ岳往復) 9:10/9:30 槍平 11:40 新穂高指導センター

南岳

 

大喰岳から槍ヶ岳を望む

 


奥穂高岳〜西穂高岳 2018.08.29

 "どうも普段の行いが良くない"と、お天道様には思われているのかもしれません。先週は雨に祟られ奥穂山頂を踏んだだけで西穂を諦めて下山してしまったので、今回は日帰りでリベンジしにやって来たのに、白出沢登山道に入るとほどなく雨が強くなり始めました。穂高平を過ぎてポツポツ来た雨でしたが、じき止むだろうと思っていたのです・・・・。穂高岳山荘に到着した時には汗と雨でカッパの中も外もずぶ濡れでしたが少し休んで山頂まで行きました。ガスの中、息も白くなるし風もピューピュー鳴いている始末。

 ところが、奥穂山頂近くに来ると岩も乾き始めていて、信州側からは薄日も射し込む気配があります。山頂から小屋方面に戻りかけて、やはり思い直して西穂まで行ってみる事にしました。

 馬の背を渡りきる辺りで突然ガスが一時晴れ、周囲の雲海とジャンダルムが姿を現しました。山頂にまとわり付いていた雨雲の外はもう回復していた様です。やがて明神の稜線、上高地の俯瞰も望めるようになりました。

かつて重い荷を背負って何度か歩いた稜線ですが、天狗のコルからの登り返しでは日帰りの軽荷なのに足が重くて仕方ありません。普段からもっと歩かないといけないなぁ、とつくづく感じてしまった次第です。

[今回のコースタイム]

 5:20      新穂高登山指導センター

 6:25/6:35  白出沢登山道口

 9:30/9:45  穂高岳山荘

10:10/10:15 奥穂高岳山頂

11:15/11:30 天狗のコル

12:55/13:00 西穂高岳

14:10/14:30 西穂山荘

15:00     ロープウェイ西穂高口駅

雲間のジャンダルム


奥穂高岳 2017.08.22〜23

 お盆休みの首尾が一泊二日の光岳に終わってしまって、今ひとつ物足りない気がして穂高に出掛ける事にしました。白出沢から奥穂にあがって、一泊二日で西穂まで歩こうと思って出掛けたのですが・・・・。

 直前になってどうも天気予報が今ひとつなのは判っていたのですが、肝心の23日は天候が回復しそう、と思って出掛けた訳です。

現実には22日はガスも多いながら雨が降り出したのは午後4時過ぎで問題にならなかったのに、本日23日は朝になっても雨交じりのガスが濃く、風も強いしで西穂はあっけなく諦め、往路を新穂高に下山した次第。まぁ奥穂には登ったし、白出沢のルートも初めてだったので良かった事にしておきましょう。

 白出沢ルートの荷継沢から上は沢筋ガレ場の登りですが、ずいぶん手を入れている様で、登り易いように岩が階段状に良く組み付けてありました。ひと冬越せば岩も動いてしまう事も多々あろうに大変な労力が偲ばれます。本当にご苦労様です。

荷継沢出合い

奥穂高岳山頂の祠


白馬岳 小蓮華尾根 2015.05.03〜06

 今年のゴールデンウィークは何処へ行こうか?、と云いながら、結局は成り行きで白馬岳へ。
カレンダー通りの休みしかないので5月3日に入山。白馬尻左岸の杓子尾根末端高台の幕営予定地まで小一時間ほど登って初日は終了。とにかくビール1ダース6リットルが重かった。
 翌4日は天気が崩れる予報。お昼頃までの予定で杓子尾根尾根を越え、双子岩まで行く事にする。ちょうど双子岩まで来たところで雨。テントに戻って宴会。
 5日。小蓮華尾根を登り白馬岳を経て大雪渓を下降。今年は雪が少なく、最後の雪壁を登る前に這松の藪こぎですっかり草臥れた。雪稜を登りに来て藪こぎってどうゆう事?と思ってしまう。
 小屋に立ち寄ってまたまたビールを追加で仕入れ、テントに戻ってこの日も宴会。翌6日は下山して温泉に立ち寄って渋滞する前に帰宅。

北アルプス 焼岳 2014.08.13

 ようやくお盆休み。奥叉の池に入って、去年のおさらいを兼ねて己正面を登ろうと企んでいたのですが、散々暑さをもたらした太平洋高気圧がここに来て急にヘタレてくれたせいで、台風11号とその後の停滞前線がのさばって天候は不安定化。
 12日早朝から上高地入りして奥叉の池まで上がろうと思っていたら、松本市郊外は早朝から大粒の雨あめアメ・・・。こっちも根性なしのヘタレなので、車載テレビで「今日は一日雨、翌日は晴れますが明後日はまた雨」なんて予報を聴いて、さっさと計画を放棄してしまったのです。今にして思えば、アプローチくらい雨の中を歩いて奥叉の池に入れば、翌日に一本くらいは登れたのですが・・・・。
 そんな事で13日は中尾温泉口から焼岳へハイキングに出掛ける事にしました。こんな事でもなければ焼岳へ登る事もなかったでしょう。中尾峠までは2時間少々。そこから北峰山頂までは約40分。所々噴気のあがる登山道を山頂に辿り着くと結構な登山者。中の湯から上がってくる人が多くて、上高地からあがって来る人も結構いるらしい。しばし山頂で休んでから焼岳小屋を廻って中尾温泉口へ戻りました。
中尾口からの焼岳

涸沢から下山 2013.08.16

 楽しかった涸沢のテント生活も今日は下山。食料が無くなった分だけ軽くなったハズなのに、あまり実感できない荷を背負って、この日も朝から快晴の空の下を上高地へ下山。横尾まで下ってくると、登ってくる人々とすれ違うようになります。お盆休み後半戦の人々はこれから穂高や槍へ向かうのでしょう。
 横尾から徳沢への道すがら、梓川のほとりから前穂高がよく見えるところがあります。しばし足をとめて、東壁や己の岩壁に目をこらしました。あたり前ですが、来た時よりも壁の様子がよくわかる様な気がするのです。

梓川の畔かた前穂をズームアップ

 


滝谷第一尾根 ダイレクトルート 2013.08.15

 休養充分で少々早起きをして、再び南稜を登って北穂へあがります。小屋でまた例の3人組と再会。前日は四尾根を登って南稜のテン場に帰ってきたのは暗くなってからだったとか。C沢で下降支点のハーケンを打つのにずいぶん難儀したとの事でした。北穂の小屋からキレット方面に10分ほど下るとB沢の下降点に着きます。白ペンキで岩に”B沢入口なんて書いてあります。ガラガラの岩の中を慎重に下るのですが、どうやったって岩が崩れるのを防ぎきる事は不可能です。右手の側壁沿いに下ると多少は岩を崩さずに下ることができます。

 北穂の小屋にフィックスロープをどうのこうのと案内を掲示してくれていたのに、よく見ないで来たものだから、フィックスロープまで下らずに、途中の左手の悪い凹角から上のバンドに登ってしまいました。怖々バンドを回り込み、更に登ると支点があって、見下ろすと更に左へ回り込めるバンドがあるので其処へ下降する事にしました。途中で立派な下降支点があって、その下方にフィックスロープが固定されています。何のことは無い、フィックスロープの部分を登れば簡単にここまで来れるのでした。

 立派な下降支点から斜め懸垂すると更に左に回り込むバンドに降りるのですが、ここをうっかり左に行き過ぎるともろい岩の積み重なったリッジに出て岩ごと崩れ落ちそうになります。その手前で斜面を登り、更に左へ回り込むとクラック尾根の取付き。白ペンキでクラックと書いた痕が辛うじて判ります。

 第一尾根への取付きは、更にそこから岩壁を左へ回り込み、バンドを進んで圧倒的なP2フランケの壁を見上げながらガレ沢を横断した先です。

圧倒的なP2フランケの壁

 

 B沢入口が7時、第一尾根の取付きが10時。何と3時間もかかってしまいましたが、出発が早かったので1o時半には登攀を開始できました。前半3ピッチをSさんがリードで登る事になりましたが、2ピッチ目をダイレクトルートに入り込んでしまったようです。次々に岩を落としながら難儀してリードが登った後をフォローして行くと、よくまぁ登ったもんだと思わせるほど岩は脆く割れていて、しかも岩角は鋭利で手が傷だらけ。おまけに頭上はいつ抜け落ちるか判らない亀裂だらけの岩のオーバーハング。何かの拍子で一片が抜けたら次々に岩が抜け落ちて来そうな様子なのです。ラストの私はセカンドのTさんがビレイ点まで登り終える間、このハングの下で待機せざるを得なかったのですが、こんな所は二度と登りたくありません。

第一尾根ダイレクトルートをリードするSさん

 

 

今にも抜け落ちそうなハング

 

 3ピッチ目は傾斜もゆるくなり4ピッチ目からリードを交代しました。,教蘢度の岩場を行くと5ピッチ目から再び岩壁になり、左から回り込んで上に抜けると壁のバンドにピナクル状に突っ立った4mほどの岩を使って登るのですが、これがまた心の中で倒れないように祈りながら登るような代物なのです。広いバンドに出て6ピッチ目は凹角からボロボロの脆い斜面にルートを捜しながらリッジに達し、7ピッチ目は浮石だらけの尾根を伝って北穂の山頂に達します。周囲はすっかりガスになって陽射しを遮ってくれましたが、とにかく登り終えてほっとしました。北穂の小屋でコーラを飲んで涸沢へ降りようという事になりましたが、残念ながらコーラは売り切れでした。

 


涸沢の休日 2013.08.14

 今日は休養日だからとて朝寝をしようとしたところが、6時頃には朝日が照り付けてしぶとく寝ている事ができません。やむなく起き出して朝食のあと、下地が悪いのでもっと快適な場所を探してテントの引越をする事にしました。が、それも終わって登攀具の整理などすると他にする事もありません。空は快晴で休養日にするには勿体ないような日和なのですが、メンバー揃って涸沢ヒュッテの売店へ繰り出し、午前中から宴会になってしまいました。

 翌日は第四尾根の予定だったのですが、C沢を二俣まで下るのが嫌で、下降の少ないB沢から第一尾根ノーマルルートを上る事にしました。が、これが必ずしも良い選択ではなかったのです。 

快晴の涸沢

 


滝谷ドーム中央稜 2013.08.13

13日は南稜登山道を北穂まであがって、ドーム中央稜へ。短いルートなので少々ゆっくり目にテントを出発しました。前日、5-6のコルで出会った3人組がでかいザックを担いで登るのに再会。今日はドーム、明日は四尾根、その後は縦走して槍から常念方面とか。恐れ入ります。

南峰から涸沢岳方面に少し進んで、登山道脇で登攀の準備をしますが、最近、北アルプスでは墜転落や落石対策のために一般登山者にもヘルメットの着用を呼びかけているそうで、小屋で貸してくれたヘルメットやら自前のヘルメットやらを身につけた登山者が奥穂方面へと向かって行きます。良い事とは思いますが、みなが皆、ヘルメットを着けて歩いているのは何とも奇妙な感じがします。

 支度を終えて取付きへ向かうのですが、以前は簡単に下降できた覚えがあるので、登山道からほぼ水平にトラバースして行くと、確かに下降用の支点があるのですが、下方に登っている連中が見えています。そこで少し引き返して薄い踏み跡を辿って更に下降してゆくとしっかりしたハンガーボルト2本の下降支点に出る事が出来ました。途中、急斜面のクライムダウンなどもあるので注意が必要です。

 懸垂下降したところから踏み跡を登り返して行くと中央稜取付きです。今日もS-Tパーティと二組に分かれて先行します。朝イチ体がぎこちない所へきて1ピッチめでチムニー奥の支点とホールドを取りに行く所が難儀で苦労させられました。それ以後は岩も堅く、よく見て登って行けば問題になるところはありません。

 2時間半ほどで登攀を終え、北穂の小屋に立ち寄ってから、涸沢のテントに帰着。翌日は休養日とする事にしました。

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