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三ツ峠 2010.06.09

  火曜日の夕方のこと、イギリスから来日しているS.L氏らと一緒に三ツ峠へ向かった臼大人から携帯にメールが着信。曰く「明日休みなら三ツ峠にきませんか?国際的な一流クライマーと一緒に登る機会はめったに無いと思います」。
 一流クライマーと登りたい訳でもないのだけれど、水曜に動いておかないと次の休みまで10日あいてしまうので行くことにした。それでも大急ぎで仕事を切り上げ帰宅しても睡眠時間は4時間半。おまけに朝、家を出る時には雨もあがって日も射し始めていたのに、首都高速で新宿あたりへ差し掛かるとポツリポツリと降り出した。三ツ峠表登山口はすっかり雨のなかだったが、午前中は富士見小屋の室内壁を借りたというメールが入ったし、まして約束したメンバーが来なかったとあっては客人を落胆させるかもしれず、この雨では望み薄と思ってハーネスと靴とチョーク以外の登攀具は車に残し、傘をさして歩き出した。
 ところが、富士見小屋に着いて室内壁で遊んでいる内に雨があがってきてしまった。三つ峠山荘でお茶を飲みながら英語のコールのカンペを書いてもらっているうちに薄日が射すようになり、それじゃボチボチ行きましょうと云う事になって屏風岩の取り付きへ下る。支度を整えていると眼下の街から正午の音楽が響いてきた。臼大人とK嶋さん、はな子女史の三人パーティとS・L氏と私のコンビに分かれて軽くリーダピッチから取り付き、2ピッチめは”サンドイッチ”と”オープンサンド”に分かれ、さらに3ピッチめは我々が”紅葉おろし”を登ることになった。三つ峠初見のS・L氏は慎重に、しかし軽く登って行く。私がギアを車において来てしまった為に、借り物のクイックドローが6組しかないものだから、フォローで登って行くとプロテクションが1枚カラビナになり、しまいは安全環になってしまっていた。「I'm sorry. Not enough quickdraw」 と言ったら意味は通じたみたいだが、あまり気にしていない様子で鼻歌なんか唄っている。
亀ルートをリードするSL氏 下降してきて氏が”さあてこれから”をすんなりリードしたあと、二人で”亀ルート”、”中央カンテ”を登る事になる。簡単なルートばかりで申し訳ない気がするのだが、私が案内できるのはこんなところが関の山なのだ。
 もう少し英語が話せて会話ができればまだマシだが、ルートの方向を説明するくらいが精いっぱいで、しかも何か言われても半分以上は推測で解釈しているのだから、まさしく話にならない状況なのである。
 楽しんでもらえたのかどうかよく判らないが、英語でもクライミングでも相応しいレベルというものがあろうが、誠にお恥ずかしい限りであった。
 翌日は午前中に”セストグラディスト”を登ってから下山するという氏らと別れ、私は一人登ってきた表登山道をゆっくりと下り、そして帰ってきた。


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  • 2019.08.17 Saturday
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コメント
SLさん、楽しかったみたいで、三つ峠メンバーによろしくとのことです。来年5月にクライミング・セミナーがあるそうなので、K嶋さんに参加してはどうか、とのことです。私は行けないので、雪さん、無理矢理有給取って一緒に行ってあげてください。英語の不自由な(?)人たちばかり集まるそうで、「みんな言葉が不自由だから心配ないから」と言っていました。そんなこといわれたら、かえって心配になりますよね・・・
  • はなこ
  • 2010/10/12 5:32 PM
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